今日は土曜日である。さすがに休みのところが多いようだ。車の渋滞もなくスムーズに会社へ到着。
労働力人口が減少する中で、人を増やすことが非常に難しくなってきている。多くの企業が必要としている経験や能力、技能を持った人材は、好条件を提示できる大手企業に奪われてしまう。たとえ無理に採用しても、我々側が過大な期待を抱きすぎ、十分な成果が出せないまま悲劇的な最後に終わることも少なくない。
採用は競合他社との関係の中で取り組んでいくため、なかなか思うようにいかないのが私たち中小企業の実態である。
これに対して既存社員の活用ということであれば、社員と会社の2者の関係になり、採用に比べれば取り組みやすい。誰にでもできるような作業は、可能な限り自動化していくとかアウトソーシングを活用するのも一案である。しかしうちのような仕事は、そういうわけにはいかない。マンパワーを必要とする仕事だけに人材を確保しなければならない。少子化の中でいかに人材を確保するのか。
社員に求める能力・資格・行動特性を明確にする必要があるのは言うまでもないことである。
