『光陰矢の如し』とはよく言ったものである。もう、今日から師走である。ついこないだまで、「熱いなあ。今年は・・・・・・・・・」と言っていたもの月日の流れはあっという間である。それにしてXmas商戦の食品売り場に足を運ぶと外国為替市場における急速に進む円安の影響で食料品などの輸入価格が一段と上昇していることがわかる。
私たちへの消費の影響は必至である。円安のきっかけは、高市総理の経済対策で財政規律が悪化するとの懸念から円が売られる『日本売り』が原因である。
円の相場を見ると、総理が自民党総裁に選出される直前の10月のはいじめ頃は、１ドル＝１４５円前後であったが、今日の東京市場では１ドル＝１５６円台を付けている。このまま推移すると、企業が輸入コストの上昇を販売価格に転嫁する動きが進み、物価が為替の影響を受けるため、食料やエネルギーなどの生活必需品の価格上昇は、家計の負担増に直結することになるのは申すまでもない。
せっかくガソリン税の暫定税率を廃止しても、あまりガソリンの単価が変わりないといったこともあり得る状況だ。
私たちは中小企業は、こういった状況にもきちんと対処していかなければ経営が成り立たない。
『政治とは何ぞや』と申し上げたい。
