1月9日は何の日かご存じだろうか？『風邪の日』である。え～～と思う方は多いと思うが、私も昨日の晩、知ったばかりである。この風邪の日の意味・由来は、仙台とも関係がある。１７９５（寛政７）年、当時大相撲で活躍をしていた第４代横綱谷風梶之介（仙台市出身）がインフルエンザで死亡した出来事にちなんだことに由来すると伝えられている。
インフルエンザは、当時「流行性感冒」を略して、「流感」と呼んでいた。谷風の死因となった流感は、流行中の『御猪狩風邪（おいかりかぜ）』であったと言われている。
また、谷風梶之介は亡くなる前に「自分が倒れる時は風邪にかかったときだけ」といった発言をしていたため、その力士名から『御猪狩風邪』のことを「タニカゼ」と呼ぶようななったとも言われている。
インフルエンザをふくめ、風は私たちにとって万病の元といわれる。1月9日これから立春までの間が仙台で最も寒い季節である。イコール風邪のひきやすい時期でもある。予防の為のうがいや手洗いなどコロナ禍の時をもう一度思い出して気を付けましょう。
