うちの家族の一員愛犬モカ（トイ・プードル）も年が明けると満1８歳となる。元気でうちの中を駆け巡り、お腹がすくと後ろ足の二足走行でピョンピョンとジャンプをしていたものである。
今では、腰も少し曲がり、目もほとんど見えなくなってきている。それでも臭覚での感覚なのか部屋の中を時々ぶつかりはするが、外での散歩も嫌がらずにしている。
ただ残念ながら、食が細くなってきている。それと昔から好き嫌いが激しいので、妻が餌を食べさせるのに色々と知恵を出しながら一苦労である。
先日は、あまりにも食べないので動物病院で診てもらったら、奥歯が歯槽膿漏で痛くて噛めなかったようで抜歯の手術を受けた（保険がきかないので案外びっくりするような値段である）。
そのうえ、どうも元気がないと思ったら犬の甲状腺ホルモン（モカは雌である）が極端に少なくなっているとのことでホルモンの錠剤をいただいてきた。また、子宮に炎症があり膿のようなものが時々見られるので併せて抗生剤もいただいてきた。その成果、ガリガリに痩せてはいるが少し元気を取り戻してきた。
以前は、2匹のミニチアダックスフンドのチェリー・ココアと3匹を飼っていたが、今はモカ1匹となっている。寂しさを覚えるが、私たちもそれだけ年を重ねたということである。モカを抱っこしながら、時々自分と重ね合わせている自分がいることに気が付く。
