所得の１０３万円の壁が、どうやら国民民主党玉木代表が掲げていた１７８万円まで引き上げられそうだ。しかし、年の瀬を迎えて物価の上昇はより厳しさを増してきている感は否めないのが現状ではないか。
結局ガソリンの暫定税率の廃止に伴って、ガソリン単価も下がってはきているが物価上昇はそれ以上である。その一方で法人税の引き上げ、金融増税？などで帳尻を合わせていくようでは、単なる減税ではなくなる。２０兆円を超える補正予算が単なる財政バラマキとならないようにとは思うが・・・・・・・・・・・・・。
日銀が、今月１９日金融政策決定会議を開き、政策金利である短期金利の誘導目標を現行０．５％程度から０．７５％程度に引き上げることが決定された。ニューヨーク外国為替市場での円相場は、対ドルで下落し、１ドル＝１５７円と円安ドル高水準で移行しているとのことである。
つまるところ金利を上げれば本来円高傾向を示すのが、金利を上げても円安とは積極財政と声高に騒いでも国際マーケットがダメ出しをしているということになる。
もうすでにアベノミクスの真似事は通用しないということなのだろう。このままでは円安は止まらず、外国人労働者まで不足し、不動産の格差がまし、物価はますます上がって貧乏になっていくように思えてくる。そのうえ富裕層やベンチャーまで海外へ………となれば。
何とか対ドル＝１４０円くらいまでに持っていければ自ずと物価は落ち着くと思うのだがそのあたりを期待したい。
